この子の命を守りたいが…おそらく守れない

みなさんこんにちは

火曜といえばサイケっ「カフェバー サイケデリック」(北海道北見市北2条西1丁目15)のピエが記事担当ですが、
4月~10月は知床ライフ満喫中

のんびりと木の上でお昼寝、クマさんジュニア 

お昼寝ジュニア.jpg

この写真を見た多くの人は「可愛いーーと思うでしょうね。


ちょっと長くなりますけど、どうか一読ください。



自分の働いてる知床はヒグマの生息地。

本来なら、ヒグマに限らず野生動物は人との接触を避けます。

子供の頃、スズメを捕まえようとしても逃げられた事ありませんか?

野生の動物は、そうやって人を避けるものなんです。


そして、本当にどんな行動をするのかなんて予測不能です。


あいつらはあいつらの世界で生きてるんです。

自然の中で食えるものを食って、あいつらなりの知識で厳しい冬を越えて自然の中で生きてるんですよね。


この子グマ、本来なら母グマと一緒に行動してるはずの1歳です。

「子グマの側には母グマがいるから気をつけろ」

北海道に住む者なら何度も聞いたことがあるフレーズ。

けれどこの子グマの側には母グマは居ません。


母グマは去年、生ゴミの味を覚えて人に近づきすぎ、問題行動が多くみられるようになった為、殺されました。

その時、まだ生まれたばっかりだったこの子は、母グマを失って一人ぼっちになりました。


母グマから冬ごもりの方法も教わらずに一人ぼっちになった子グマが生きていけるとは誰もが思いませんでした。

しかし、今年の春に一頭の子グマが頻繁に目撃されるようになりました。

側に母グマの姿はありません…その子グマは去年にお母さんを失った子でした。


誰に教わるわけでもなく一人で厳しい冬を越えて生きていたのです。

そして、かつてお母さんと一緒に居た場所に戻ってきたのです。

母親との思い出の場所で何を思って昼寝してるのでしょうか。


人に対する警戒心の薄かった母親と同じく、人が近くにいても気にする様子がありません。

自分はこの子が近い将来母親と同じ運命を辿るだろうと思っています。


野生動物には絶対に餌をあげないで下さい。

意図的にあげることが無くても、置いてあったバッグやリュックを荒らされることもあります。

ゴミもそうです。


ヒグマに出会っても写真を撮るために車を降りて近づくのもやめて下さい。

必ず安全な距離を保って下さい。

出来ることなら速度を落としてスッーと通り過ぎて下さい。



この子の死をもって、啓蒙活動となる事を誰もが望んでないはずです。

お昼寝ジュニア.jpg

生きたくて生きて、一人で頑張ってるジュニア。

頼むから森に帰ってくれ




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この記事へのコメント

  • ゆたか&はじめっち ほか2匹

    人間ってば、野生動物も愛玩動物もみんな「カワイイ!」のひとくくりで、
    人間食ってるもの中心に「もぐもぐタイム」の真似事します。
    塩気の強い、糖分ふんだんな、食用油こってりの、そんなもの食わせたら、
    もう自然のもの食わなくなるし、確実に人間と同じ病気にもなるし、治療もできないから、
    自然の寿命を全うできずに短命に終わること間違いなしです。
    キツネの「疥癬」なんかは、ほぼ「人間の餌付け」が原因ではないでしょうか。
    この「くまっこ」も、冬の間、人間の出す高カロリーの食い物やゴミに慣らされて、
    もしかして、「冬眠」すらもしなかったのかなぁ…と。
    一見、クマのぷーさんみたく、愛嬌のあるしぐさですが、
    こうなってしまっては、「保護」するか、「人間に殺される」かの二択に迫られているとしか思えません。
    ・・・厳しい見解になってしまいますが…はじめっち(代)

    「たのむから森に帰ってくれ!」たぶん願いは届かない悲痛な叫びっす。
    10年以上羅臼さ住んでいたけど、クマにだけは一回もあったことはないっす。
    ・・・いまでもそれが互いによかったことだと思うのっすゆたか
    2019年05月23日 15:38